京都シルバーバーチ読書会

学習のポイントと参加者の感想



<2021年10月17日(日)>


「スピリチュアリズム・インフォメーションNo.39 地縛霊の救済は、スピリチュアリズムの使命です――キリスト教聖職者の地縛霊と、スピリチュアリズムによる救済活動」


 今月は、関西シルバーバーチ読書会で9月に学習した内容を学習しました。今霊界で起こっていること、地上への働きかけがどのように展開しているか、驚くべき事実がスピリチュアリズム普及会のインフォメーションにて公表されました。


 イエスが地上を去っておよそ2千年が過ぎた、2021年、人類にとって非常に重大な転換期を迎え、イエスが地上近くに降臨するという驚くべき出来事が展開しています。私たちは地上のスピリチュアリストとして、その歴史的瞬間に立ち会うことができました。それを関西シルバーバーチ読書会で学び、それをいち早く京都シルバーバーチ読書会の皆様にもお伝えしたいと願い、できる限りリアルタイムで皆様と共有していきたいと考えています。


 地縛霊との対話を読んでいると、地上の間違った宗教がいかに人々の霊的成長を妨げるかがよくわかります。真剣に信仰に命を捧げ、神を信じ、人々の救いのために自らのすべてを捧げつくした結果が、何世紀にも及ぶ地縛霊としての生活とは、なんという悲劇でしょうか。イエスは、間違っているとはいえ、ご自分を命をかけて信仰してきた人々が人間として存在する目的そのものである霊的成長ができなくなっていることをどれ程悲しみ、どれ程救いたいと願ってこられたことでしょう。宗教の観点から見たスピリチュアリズムの定義は、人類史上最大の宗教革命であるとこれまで何度も学習してきました。スピリチュアリズムの大きな目的の一つが、地縛霊救済であるのは、イエスが間違った宗教(特にキリスト教)を信じ、自分を神とあがめ、間違った教義を信じ込んで霊的成長ができずにいる地縛霊たちの存在に胸を痛め続けてこられたからです。


 今回明らかにされたことは、地縛霊を一気に大勢救う方法が確立されたということです。そして、霊との対話を読んでいると、間違った宗教を信じ込んで地縛霊として過ごしてこられたとはいえ、やはり人のために役立ちたいという願いをもって邁進された教皇たちは、崇高な利他愛をお持ちであると感じました。その方向が間違っていたために、大勢の人々を道連れにして地縛霊としてしまいました。その摂理に反した分は自ら償わねばなりませんが、それでも、イエスの最大の味方となり、今後スピリチュアリズムによる宗教革命は加速することを確信できる霊界通信でした。


 来月の学習テーマであるインフォメーションNo.40より、ピウス10世の証言を引用して終わりたいと思います。

「私は人生の中で最大の恩恵を受けている。最高の幸せ、救いに至る道を歩んでいる。これが最高に幸せである。これを我々の信徒にも歩んでもらうつもりだ。これを地上の多くのクリスチャンにも分かってもらうつもりだ。これが我々がイエスから託された使命である。我々は一致団結して、もちろんプロテスタントも、宗派問わずだ。やがてはイスラムもユダヤもヒンズーも(団結して)何とかしなければならないと考えている。地上の宗教はあまりにも責任を果たしてこなかったどころか、大きな罪となるということを、我々はよくよく理解した。

 今こそ我々は力を合わせ、地上の汚点である宗教を潰す。そして、イエスの説くスピリチュアリズムに置き換えるつもりだ。それを命を賭けて全うする所存だ。地上の聖職者だった者たちを代表してピウス10世だ。ベネディクトをはじめ、他の教皇たちもここに控えている」



参加者の感想

 イエスによる大規模な地縛霊の救済が幽界で始まりました。イエスと共にスピリチュアリズムによる救済に携わっている高級霊も、この時期の降臨に大変驚いているとのことでした。私達、霊的真理を知った人たちはイエスから大きな期待が寄せられていて、「霊界が意図する正しい霊的真理」を地上に普及させていくことがイエスの期待に応えることだと思います。霊的真理を理解し、そして時期が来た人に語れるように、心身ともになり、導かれていくように頑張りたいです。

 スピリチュアリズムはイエスから始まった人類救済運動、その教えが凝縮されたシルバーバーチの霊訓が百年以上前に霊界側からイギリスに降ろされたということを本日は改めて再認識できました。私たちは日本に生まれたことにより、イギリスでは発展することができなかったスピリチュアリズムに純粋な心で向き合うことができたと思います。日本の文化的、宗教的背景に感謝するとともに、与えられたこの機会を活かしたい、つまり、道具意識をもって努力を続けていきたいと思います。

 関西シルバーバーチ読書会で学習した内容を、京都シルバーバーチ読書会でも重ねて学習することで、地上で求められている道具としての役割や、霊界を意識すること、イエスを筆頭として連なる高級霊から幽界下層、地上に放たれる愛の深さを感じることになり、スピリチュアリズム運動の推進が最優先であることを再度強く思うことになりました。すべてがこの時のために準備されていたということは、私自身の地上への誕生も同じ意味を持つことのはずですから、目標を達成できるように、道具意識を改め、高め、霊界の期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。

 イエスが二千年もの長い時をかけて地球人類救済のために、霊界で着々と準備をされ、今この時期に地上近くに降りてきてくださり、ようやく働きかけが開始されるとのことでした。しかし、そのためには、地上で道具として働いてくれる人間が必要で、大きな期待も寄せてくださっているということを学び、より一層気持ちが高まりました。導きに委ねて努力していきたいです。

 スピリチュアリズム普及会で交霊会が開かれていることを知り、嬉しく思いました。幽界で困っている人たちを導くことができ、霊界の人たちのお役に立たれている方が地上にいらっしゃることを誇りに思いました。また、生きているうちに霊的真理を少しでも知ることができる世界にしなくてはいけないと強く思いました。6つの悲劇が地上からなくなり、地上天国になるころには、私は霊界で頑張って働いているのか、再生して地上で使命を与えられて頑張っているのかわかりませんが、永遠の霊的成長の歩みですから、これからもずっと頑張っていきたいと思いました。

 本日は、インフォメーション39の学習をしました。使命を与えられて地上へ誕生しても、最後の最後で堕落してしまう霊媒が多く、霊の道具を見出すことは容易ではないこと、イギリスはスピリチュアリズムの中心になることができず、今は日本がスピリチュアリズムの中心となっていること、イエスは人類救済のために二千年にわたって計画実践し、20201年に人類史上初めて大規模な地縛霊の救済方法が確立されたこと、そうした大規模な救済ができる霊媒が、ようやく普及会から登場し、イエスの思いに忠実な働きができるようになったこと、イエスは私たちのように霊界の道具として働きたいと願う人間に大きな期待をしてくださっていること、そうした事を学び、私たちも道具として頑張らねばならないと、一層強く願うに至りました。

 本日は地縛霊救済について学びました。私も霊媒体質で、地縛霊から働きかけられることが度々ありました。最初は話しかけてくるのが低級霊なのか高級霊なのかさえわからない状態で、霊的真理に導かれ、真理の学習をするまでは間違いもたくさんありました。霊的真理を知る前は低級霊を説得することは無理でしたが、霊的真理を学ぶようになって、地縛霊と会話する中で納得して救われていったという体験を何度かしたことがあり、インフォメーションで紹介されている地縛霊との対話を読み、今、改めて少しでもお役に立てた喜びを実感しています。

 霊的真理を学びだして2~3年が過ぎ、その間の学習でも、高級霊による地球人類救済計画など、目に見えないことを信じ、学習してきました。今回のインフォメーションで述べられていたことは、今まで以上の内容で、本当にこの世の話なのかと思わせられるような内容でしたが、今日の学びで、実感としてとらえることができました。これから益々学びを深め、まだ理解できていないこと、知らないこともたくさんありますが、それらを克服し、本当に中身の伴った霊界の道具になっていけたらと思います。また、間違った教義が人々の魂にしみわたった既存の宗教が、どのようにしてスピリチュアリズムに置き換わっていくのかと思っていましたが、幽界の多くの人々が救われたことによって地上の宗教も救われていくことを確信しました。