京都シルバーバーチ読書会

学習のポイントと参加者の感想



<2022年5月20日(日)>


インフォメーションNo.42・「祈り」について


 今月の読書会では、ピウス10世の英国国教会の牧師の証言から、これからの時代は、誰もがスピリチュアリズムを選ぶか、これまでの宗教や考え方にしがみつくのか、二者択一を迫られるようになっていく、ということを学習しました。


 今、霊界からこれまでになかったほどの莫大な霊力が地上に注がれ、地上人の魂にゆさぶりをかけ、霊的覚醒のための働きかけが総力を挙げてなされています。これから、続々と既存の宗教に疑問を抱いている人がスピリチュアリズムに導かれてきます。その時に、私たちはその人たちを救える立場にあります。

 スピリチュアリズムの教えが素晴らしいのは当然のことですが、それを先に実践し、先に歩む私たちの姿を見て、スピリチュアリズムは本物だ!と確信していただけるような歩みをすることが、私たちのように真っ先に救われた人間に与えられている使命です。

 その実践の歩みの一つが今月学習したもう一つのテーマ、「祈りの実践」でもあり、そして、真理を正しく語れるようになるための練習であり、霊的真理の正しい理解に基づいて、日常生活の中で正しく実践していくことです。


 スピリチュアリズム・インフォメーション№42から、地上時代、アメリカで牧師をしていた男性の証言を抜粋します。

 「今はスピリチュアリズムを学び、得心し、これから多くの元信者に会って、間違いを詫び、新しい教えを伝え直さないといけないことを痛感している。本当に懺悔の日々だったのだ。今はようやく希望の光が見えた。それはあなた方のことだ。イエスの本当の教えを説いて、実践している者がいたとは! 先日の講義はいたく感動した。地上人で正しくイエスの教えを説ける者は、あなた方しかいないと確信している」


 私たちも、イエスの本物の教えであるスピリチュアリズムを世界中に広め、「誰ひとり取りこぼすことなく、すべての人をひとり残らず救う!」というイエスの悲願を成就するために、イエスの大軍団の地上の兵士となって、全身全霊を傾けてスピリチュアリズム普及に人生を捧げるのだと熱い思いで実践していくなら、必ずや道具として使っていただけるようになり、地上人のみならず、霊界の時期の来た人たちの救いにも役立てていただけるはずです。

 地上にありながら、霊的真理を正しく理解し、正しく実践し、正しい信仰を持って正しく祈ることができるのは、現時点では日本のほんの一握りのスピリチュアリスト、つまり私たちだけなのです。ここまで導いてこられて、それに人生を捧げられることほど幸福な人生はありません。普及会の皆さんが今、残りの人生のすべてを本物のスピリチュアリストの手本を示そうと全身全霊を傾けて実践されています。

 私たちはそのすぐ後を、手本を見て歩めるという本当に恵まれた地上人生を与えられています。私たちも後に続いて、私たちに求められている貢献をなし、霊界へ帰った時には「よく頑張った!お前の地上での使命は果たせたぞ!」と激励していただけるように最大限尽くしてまいりましょう!


参加者の感想


■祈りの練習がメインの本日でした。今月の関西シルバーバーチ読書会でも、実施しましたか、いざとなると思っている程、簡単には出来ませんでした。ということは、日頃長い祈りが正しく出来ていなかったということです。短く、寝る前に大霊様へ祈る一言くらいしかしていませんでしたので、もう少し長く、感謝と利他愛の実践への決意を述べてゆきたいと思っています。祈る気になれない時は、シルバーバーチの本を読むか、普及会のDVDを観たいと思っています。実際にそうしております。

■先日関西シルバーバーチ読書会で学び、今回、また同じことを学びました。私にとって、同じことを学ぶのは初めての経験でした。そしてそれに対して気づいたことは、1回目よりも2回目の方が深く学べるということです。先日にはあまり深く入ってこなかったことが今回には、入ってきました。やはり、大切なことは何度も学ぶことでより深く気づくことができ、自身のものにしていけるのだと思いました。イエスの祈りについても、初めて聞いた時よりも、より深くイエスの愛が伝わってきて涙が出そうになりました。やはり、イエスの愛は大きく深いものだと確信しました。私もイエスをお手本として感謝や決意を祈りのポイントとしていれるだけではなく、そこに心の底からの思い、愛の思念を強くもりこんでいくことが大切なのではないかと思いました。本日も多くの学びをいただけたことに感謝申し上げます。

■インフォメーションNO.42ではスピリチュアリズムに導かれた教皇や信者たちがスピリチュアリズム普及会の「宗教教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」の講義を聞かれ、地上人がこの様にして、地上の宗教の間違いを見通せる視野はすごいと驚いておられました。私も地上の宗教の間違いの講義練習をしていますが、地上の宗教はすべて間違いで、一掃されなければならないですが、自分達(教皇たち)の行ってきたことを、その様に講義され、それを受けとめ、どの様なつらい思いをされてきたのだろうと感じました。二度とこの様なことにならぬよう、救われた霊たちとともに、宗教の真実について少しでも伝わる様努めていきたいと思います。

■始めて京都シルバーバーチ読書会に参加させていただき少々緊張しましたが、関西シルバーバーチ読書会の内容と同じ内容で、二回目の学習だったので、さらに深く学ぶことができました。まず何よりも私自身が神という霊の親の情の関係を結ぶことの大切さを感じました。霊的真理を知識としてとらえるのではなく、日々の生活の中で神の心の波動と合わせながら、地上の人々にふり回されることなく、常にイエスの大軍団の一員としての自覚を持ちこれから霊的真理に導かれてくる人達の正しい導き、手本となって行けるようにがんばります。ありがとうございました。

■祈りの実習で、祈ったことは必ず実行する。そして実行の努力をしなければならないということがあらためて身にしみました。実際祈るときは、霊主従の状態にならないと深い祈りに入っていくことができないので、霊的人生を歩むための手段として活用するためしっかりと日頃から、霊界に意識を向けて心を引き上げられるよう努力し、真理の正しい理解と実践に努めて、次の時期のきた人に、よい手本を示していけるようがんばりたいと思います。

■霊主肉の生活をするために欠かせないのが祈りであります。祈りに関して、祈りの原則にのっとった正しい祈りが大切であることを学ばせていただきました。スピリチュアリズム以外の従来の宗教ではここまで深く学ぶことはできませんでした。神の摂理や真理に対する正しい認識がなければ正しい祈りはできないからです。自分の霊的エネルギーを高めるためにも、短いシンプルな祈りを小言で祈ることはとても大事なことが実践してみてはっきり理解できました。ややもすれば利己的になりがちな肉の心をおさえ、霊優位の生活にもってゆくための具体的な方法を教えていただき自分なりの祈りの文章を作ることはとても意味のあることだと感じました。短い祈りをくり返していると、インスピレーションというか、ひらめきのようなものがどんどんでてくるようになりました。

■本日は、祈りの大切さと難しさを学ぶことができました。毎日、朝と夜と2回祈っていますが、本当に簡単なものです。もともと子供の頃から、本を読むのが嫌いで、国語が大の苦手だったので、祈りの文章が全然出てこず書けません。少しずつ、たくさんの祈りができるようにならなければと思いました。言葉や行動も大切ですが、祈りのように心に思うこと、決意することもすごく大切だということを今日痛感することができました。ありがとうございました。

■関西シルバーバーチ読書会に続いて、正しい祈りについて重ねて学習したことで、祈りの受容性を再確認、再認識することができました。それと同時に、これから待ち受けているスピリチュアリズム運動の地上での大躍進を感じ、微力でも全力で臨まなければいけないとの決意を固めることができました。正しい祈りによって霊界との緊密性を高め、そして自分の決意を強固にし、全力でスピリチュアリズム運動推進の道具として働いていくものとしていきたいです。正しい祈りの3つのポイントは、心の中を整理し、神が授けてくださった利他性へのコンパスに従い、自分が霊的存在であることを強く意識しなおせるものであると感じました。祈りでもって自らを正し、修正し、道具意識を持った一日一日を過ごしていきます。

■「祈り」の実践で祈りについての学習をしました。霊的存在である人間の親なる神への直接的な語りかけであり、親なる神との一体化を深めることのできる祈りによって奉仕へのエネルギーが与えられ、その恩恵を感じていますが、学習を通して深く学ばせていただいて改めて、正しい祈り心、真実の祈りができないこと、それどころか、間違った祈りを熱心に行い、神の摂理から外れ、利性を強くしてしまうことは、本当に哀れで、霊的無知による悲劇の一つであることを強く感じました。神への感謝と利他実践への決意を盛り込んだ、神が喜んでくださる祈りをし、一人でも多くの方が正しい神観を知り神とつながれるように、正しい祈りを伝えていきたいという霊的意識が非常に高まりました。イエスの祈りとメッセージも深く心に染み込み、参加された方の祈り、素晴しい学びの時が清々しい霊気に包まれた時間でした。インフォメーションの内容と祈りの内容が深く入りこんできました。本日も貴重な時間をありがとうございました。