京都シルバーバーチ読書会

学習のポイントと参加者の感想



<2023年10月15日(日)>

(参考リンク)

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズム・インフォメーション NO.47 > 地上再臨に向けた、イエスの二千年にわたる準備のプロセス へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズム・インフォメーション NO.48 > “古いスピリチュアリズム”から“新しいスピリチュアリズム”へ、そして「真のスピリチュアリズム」へ(スピリチュアリズムの進化の3段階) へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズム・インフォメーション NO.49 > “スピリチュアリズム大国・日本”への道筋 へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズムとは> スピリチュアリズムの思想Ⅲ> 6.より高次の霊的人生を歩むための秘訣>  (2)道具意識 へ


スピリチュアリズム・インフォメーション No.48 「“古いスピリチュアリズム”から“新しいスピリチュアリズム”へ、そして『真のスピリチュアリズム』へ(スピリチュアリズムの進化の3段階)」


 9月と10月の、2回に分けて、スピリチュアリズムの三段階の進化のプロセスを学びました。

再臨したイエスの下で展開する「真のスピリチュアリズム」

 10月の学習は、たとえシルバーバーチの霊訓を中心とした新しいスピリチュアリズムであっても、それだけでは神の摂理から外れてしまうという衝撃の内容でした。

 自分流の読書会に固執し、イエスの地上再臨を認めず、普及会に倣うことができない人々への、イエスの深い愛がこもった、厳しい言葉を通して、真のスピリチュアリストのあるべき姿を学習しました。


 地上人として真っ先に、イエスの地上再臨の知らせを受け取り、そのイエスに従って生きることができる最高の機会を与えられているのが、私たち日本のスピリチュアリストです。

 心の奥底にある、「自分が中心になって真理を普及したい」という思いを捨て、高級霊の道具に徹していくなら、謙虚な気持ちで、イエスと解放された地縛霊たちの言葉を受け止めることができるはずです。

 それができないで、自分流に固執する人は、自己顕示欲が強く、道具意識を持つことができないのです。そうした歩みが、摂理から外れていることは一目瞭然です。利他性よりも利己性に偏っているからです。


 今、自分流に読書会を開いている人の前には、再臨したイエスに従って摂理にそった歩みをするのか、あるいは、自己顕示欲にかられ、自分中心の思いに固執して、摂理から外れていくのか、どちらを選ぶのかという、厳しい二つの選択肢が示されていることを学習しました。


イエスの厳しい言葉の裏にある“深い愛”

 イエスの言葉は、とても厳しく聞こえますが、その裏には深い愛があります。


 イエスは神から直々に、人類救済の使命を与えられ、人類救済計画を推進する最高責任者です。イエスは、神の「人類を救いたい」という願いを成就するために、何千年もの間ずっと、ご自分のすべてを捧げて働いてくださっています。そのイエスに従わないということは、神の御心に背くということになります。

 また、億万の高級霊が、そのイエスに従い、人類救済のために力を尽くしています。イエスの地上再臨を認めず、イエスに従わないなら、人類の真の救いのために働くイエスと億万の高級霊の邪魔をすることになります。

 イエスは、人類の救いのために、地上の宗教を一掃し、スピリチュアリズムという真の宗教を地上に確立する大宗教革命を目指しています。何故なら、既存の宗教によって、多くの人が霊的牢獄に閉じ込められ、霊的成長が妨げられているからです。地上人生のみならず、死後霊界へ戻っても尚、地縛霊となって霊的成長ができないまま過ごすことになっているからです。


 イエスは、高級霊と共に、既存の宗教による霊的牢獄から人類を解放し、死後、地縛霊になることを阻止するために最大限働いています。そのイエスに従わないということは、今ある地上の宗教によって霊的牢獄に閉じ込められている人々の救いの時期を、遅らせることになるのです。また、宗教革命の足を引っ張ることは、その分だけ、これからも既存の宗教によって地縛霊となってしまう人々を増やすことになります。


 自己顕示欲を拭うことができず、イエスの地上再臨を否定し、自分流に固執する人間が、死後、どのような境遇に置かれるかを、イエスは熟知しています。

 「どうか、そうならないで欲しい」という思いから、イエスの厳しい言葉が出ていることを、しっかりと人々に伝えていけるようにしましょう。


後半の学習「道具意識」

 また、全人類の救いを成就するためには、日本をまず、スピリチュアリズム大国に押し上げ、そして、その日本をモデルとして、世界中に広めていくことを学びました。

 そのためには、“道具意識“を持つことが重要です。後半の学習では、「真のスピリチュアリズム」に至るには、“徹底した道具意識”が不可欠であることを再確認しました。

 イエスを頂点とする霊的ヒエラルキーの中で、霊界の道具として働くことでしか、人々の真の救い、霊的同胞世界の実現に貢献することはできません。道具意識のない中では、個人的な活動に終わってしまいます。

 「自分が」という思いをすべてなくして、“道具に徹する”ということを常に意識していくことによって、私たちは億万の霊たちの手足となって、最高の奉仕人生を歩むことができるようになっていきます。

 地上再臨したイエスと、イエスに従う霊界の高級霊の方々の地上の道具として、人生の全てを委ねてまいりましょう!



参加者の感想

 スピリチュアリズムの進化の3段階は、長いスピリチュアリズムの歴史がイエスの地上再臨の準備のものであることを、より深く理解できるもだと改めて思いました。そして人類の霊性進化に寄り添いながら、少しずつ引き上げてきてくださったイエスの愛がひしひしと伝わってくる3段階の歩みだと感じ、胸に迫る思いがありました。そしてイエスが“人類救済”のための大前提として、悲願の地上再臨を果たされ、次のステップとなる「真のスピリチュアリズム」の時代に突入すべく、常に私たちの魂を鼓舞し、力強く牽引してくださっていると感じました。後半の学習の道具意識は、イエスがこれから本格的に推し進めていかれる「大宗教革命」のイエスの兵士として、地上で働いていくために必要不可欠!!必須の自己意識改革へ歩みを進める学びとなりました。これまでとは違う地上世界がくり広げられていくというスタート地点に立たせていただけた、身に余る恩恵に、完全な道具意識を目指し、学んだことを活かしていきたいと決意を新たにしました。

 今回の読書会ではイエスが望む真のスピリチュアリズム確立に至るために、私たちの歩むべき道日々の実践内容がより明確になりました。それは再臨臨したイエスの道具に徹することです。道具意識を持たない限り、高級霊たちの援助や協力を得ることができず人々の救いに貢献できません。道具意識の大切さを改めて深く感じ、日常生活の中で、意識を持ち続けられるよう、しっかり本日の学びを深めていきます。また、神の道具に徹しているシルバーバーチの言葉が胸に染み入りました。高級空たちの心の姿勢の高さを改めて感じ、もっと自らの心の姿勢を正し?虚さを身につけ、霊界との愛の絆を深めたいと思いました。霊的成長できるよう願ってくださっている神に、日々祈り、自ら高め、克服すべきことを克服し、神の愛を少しでも感じ、その喜びを人に伝えていくことのできる霊界の良き道具になろうと決意を新たにすることができました。貴重な時間をありがとうございました。

 今日も充実した講義をありがとうございました。イエスの使命・計画を改めて振り返ることで、より一層イエスの思い願いに近づくことができました。スピリチュアリズム進展の青写真が自分の心に強くせまるものとして刻まれました。ありがとうございます。また、道具意識の学びもとても有意義でした。インフォメーションの学びのところで“神の願いを成就するために全てを捧げているイエスに感銘を受けた後での、道具意識の学習でしたので、イエスでさえ全てを捧げているのだから、私のごとき小さな者は尚のこと、神の願いのために全てを御前にお捧げして、地上人生の道をまっとうしていかなければならないと感じ入りました。私はまだまだ人間的にも未熟な上に、思想体系の学習も途上です。さらに道具意識の学習の中にもあったように、年をとっているし、能力もないし、時間はあるようでないし……と、言い訳がよぎることも多いです。しかし、道具としての自分を待っていてくださる霊がいるのだから、という教えを励みに、また明日から頑張ります。道具になるための修業や学習に努め、道具に徹していこうと思います。

 何度もインフォメーションNo48について学んでいますが、学ぶほどに、イエスの人類救済にかける思いと、人類への大きな愛をひしひしと感じられ、そのことを知った私たちスピリチュアリストは、イエスとのつながりを深め、付き従うことが重要であることを強く実感します。そして、後半に学習した、道具意識については、能力のなさは、問題ではなく、主役は霊界で、自分の人生と自分のすべてをイエスと高級置にゆだねることで、能力をこえた大きな働きができるということ、そして、高級霊が全面的に援助してくれるということでした。これらをいつも心に留めて日々、実践に努め、一日の終わりには自分を見つめ直し、良き霊界の道具になれるようがんばっていこうと、本日も大変鼓舞された読書会でした。

 本日はインフォメーション48号の後半の学びと道具意識ということについて学びました。真のスピリチュアリズムに至るための三つの厳しい条件にいては、イエスの地上再臨を受け入れること、シルバーバーチの霊訓とその思想体を正しく理解して、正しく実践すること、イエスの道具として、兵士として自分の人生をささげることなど、今後の人生のあり方、方向についてとても大切な学びであったと思います。すべて霊界の意向、イエスの願いに従うことが、真のスピリチュアリストの歩むべき道であると感じました。みにくい自己顕示欲を捨て道具意識に徹することが本当の安心につながることが、良く理解できました。勝手な思いこみや、ひとりよがりから脱却して、謙虚な道具意識に徹していくことこそこの世にあって、この世を超越した生き方であると、強く自分で納得いたしました。肉体を持つ人間の弱さや悲しさをすべてお見通しの、上でそれでもなお大きな期待をかけて下さることに感謝です。

 今までわかっていたようで、本当には実践できていなかったこと、道具意識について、それを持たなければ、自分流の真理の普及になり、神の摂理から外れた道になってしまうことがよくわかりました。道具意識をつねに持ち続け、自分を日々チェックして、純粋な霊の道具を目指す中で祈りに繋げていきたいと思いました。霊界との愛の絆、パイプを太くできるよう、はっきり示された道に、自分自身の心持ちをつくりかえていこうと決意しました。

 本日の読書会で、特に心に残ったのは、道具意識についての学びです。今まで道具意識を持っていたつもりでした。自分は道具としてお役に立ちたいと思い今まで来ましたが、今日の学習で、自分に足りない所がよく分かりました。私は、霊界の道具としての自己反省をあまりやってこなかったと思います。一日の終わりに自分の心の持ち方が道具として正しかったかどうかを振り返って反省するということに、あまり重きをおいていませんでした。真のスピリチュリリズムにふさわしい人間となれるよう努力していきたいです。真理の正しい理解ができていなかったり、浅い理解しかできていなかったり、理解に片寄りがあったりと、実践の前に正しく理解するというだけでも難しいことだと思いました。前にはぬけ落ちていたことが、次に読むと入ってきたりするので、やはり、何度も何度も学ぶことが大切だと思いました。