京都シルバーバーチ読書会

学習のポイントと参加者の感想



<2023年11月12日(日)>

(参考リンク)

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズム・インフォメーション NO.47 > 地上再臨に向けた、イエスの二千年にわたる準備のプロセス へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズム・インフォメーション NO.48 > “古いスピリチュアリズム”から“新しいスピリチュアリズム”へ、そして「真のスピリチュアリズム」へ(スピリチュアリズムの進化の3段階) へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズム・インフォメーション NO.49 > “スピリチュアリズム大国・日本”への道筋 へ

<スピリチュアリズム普及会> スピリチュアリズム・インフォメーション NO.40 > 2021年4月、「イエスの地上再臨」実現!――二千年来のイエスの悲願成就と、地球の霊的新時代の始まり へ

<大阪スピリチュアリズム・サークル> <2023年6月読書会>  インフォメーション No.48 3人の英国スピリチュアリストからのメッセージ へ


スピリチュアリズム・インフォメーション No.48 ③「“古いスピリチュアリズム”から“新しいスピリチュアリズム”へ、そして『真のスピリチュアリズム』へ(スピリチュアリズムの進化の3段階)」


 11月は、スピリチュアリズム・インフォメーションNo.48より、3人の英国スピリチュアリストからの通信と、イエスの再臨の真実について学習しました。


 シルバーバーチの交霊会の中心メンバーであった、ハンネン・スワッファー、A.W.オースティン、バーノン・ムーアの3名の通信から、重要ポイントを確認しました。

 シルバーバーチの教えを、地上の宗教に変わる真の信仰とすることができず、単なる新しい思想としてしまったこと、そして、信仰よりも物理的心霊現象に重心を置いてしまったことについて、大きな間違いであったことを、霊界にいってから始めて気付き、大変後悔したという内容がとても印象的です。

 ハンネン・スワッファーは、「死後、一番問われるのは、自分自身が真理にそって信仰の歩みをしてきたかということである」と語っています。


地上の宗教はすべて「霊的無知」

 地上の宗教は、すべて、霊的なことを知らない“霊的無知”です。霊的事実、霊的真理について何も知らない中で、勝手に想像した神について語り、的外れな救済観を説いてきました。

 そうした霊的無知の状態にある宗教が説く教義に従っても、神の摂理に沿った信仰の歩みをすることは不可能です。それどころか、神の摂理に背き、神の願う「霊的成長」の歩みができず、死後、地縛霊になってしまうことになります。


地上で「霊的真理にそった正しい信仰実践の歩み」をしなければ“霊的成長”はできない

 唯一、スピリチュアリズムだけが、本物の神の摂理を説いています。

 しかし、ただそれを受け入れたとしても、実践しないなら、意味がないことを、ハンネン・スワッファー自身が霊界へ行って痛感したことを伝えてくれています。

 いくらシルバーバーチの霊訓の素晴らしさを人に伝えようとも、自分がそれを実践していないなら、決して霊的成長をすることはできないということです。

 せっかく地上でシルバーバーチの霊訓に導かれても、自らの信仰実践に至らないなら、霊界へ行ってから大変な後悔が待っていることを、自らの体験を通して伝えてくれています。スワッファーの、「恥を忍んで出てきました」という言葉から、そのことが伺えます。

 私たち地球人類の救いのために、恥を忍んで苦い教訓を教えてくれた先輩方のためにも、まずは自分自身が実践し、霊的成長の歩みをしなくてはならないことを学びました。


地上のスピリチュアリストへの呼びかけ

 スピリチュアリズム普及会が、世界で初めてシルバーバーチの霊訓を中心としたスピリチュアリズムを確立し、思想体系をまとめ上げました。それがイエスの地上再臨の受け皿となる最後の条件であることを、インフォメーションNo.47の学習で学びました。

 普及会によって「思想体系の確立」という偉業が成し遂げられたことは、今後の地球人類にとって最高の恩恵です。なぜなら、シルバーバーチの霊訓の内容を「実践」しなければ意味がありませんが、読むだけでは、内容に深く感動し、これこそ本物の真理だ!と確信できても、「霊的成長のために、一体何をどう、実践すればいいのだろう???」という状態から抜け出すことは難しいからです。

 それに対して「シルバーバーチの説く実践とはこれです」「霊的成長をするためには、これをするべきです」「実践の根拠となる霊的真理について、シルバーバーチはこう語っています」と明確に、体系的に示してくださったのが、スピリチュアリズム普及会です。

 このように、今後の人類の行く末を左右するような、重大な偉業を成し遂げたのがスピリチュアリズム普及会ですが、一番重要なのは、それを真っ先に誰よりも真剣に実践し続けてこられたということです。

 そういうわけで、A.W.オースティンは、「スピリチュアリズム普及会の姿勢に倣うように」と、はっきりと伝えてくれています。


本物のスピリチュアリストとは

 ①イエスの再臨を信じる人

 ②イエスの教えである『シルバーバーチの霊訓』に従って生きる人

 ③イエスの部下・兵士として、スピリチュアリズム普及に人生を捧げる人


【後半の学習】イエスの地上再臨の真実について

 後半は、インフォメーションNo.40から、キリスト教の再臨観と比較して、スピリチュアリズムにおけるイエス再臨の真実について学習しました。

 私たちは、イエスの地上再臨の生き証人ですから、しっかりとした知識によって、確信を持って人に伝えていく責任があります。

 そのために、再臨の真実を理解して、正しく伝えることは、とても重要なことです。

 更に、キリスト教の間違った再臨説を信じ込んだ人々が、これ以上、死後、地縛霊になることがないように、イエスの再臨の真実を伝えていくことは、私たち真のスピリチュアリストにしかできないことです。

 インフォメーション50号にもあったように、これから、地上の大宗教革命が本格的に展開していきます。

 今後、幽界で救われた地縛霊たちの必死の働きかけによって、多くの人々が、地上の宗教に疑問を抱くようになります。

 そうした霊的新時代に、私たちは真っ先に真実の宗教、神が認める唯一の宗教に導かれ、救われました。私たちは、イエスの部下、イエスの兵士として、人類救済の大事業の道具として働くことができる、最高の栄誉に預かっています。

 同時に、それに応じた大きな責任が与えられているということを胸に刻み、日々、学びと実践に務めて参りましょう。



参加者の感想

 3人の英国スピリチュアリストからの通信は、先に真理を手にしたスピリチュアリストの動向によって地上次元のスピリチュアリズムの流れをつくりスピリチュアリズムの進捗状況に影響を与えてしまうことが良く分かりました。英国の先輩スピリチュアリストの反省と後悔から学び俯瞰した霊的視野で自分たちのなすべき役割を正しく捉えていきたいと思いました。そして、イエスの再臨の事実を学習すればするほど、同じ時代に地上人生を歩みスピリチュアリズムの最前線で働ける恩恵をひしひしと感じることになります。また、キリスト教の敬虔な信者は、他の宗教に上比べると利他愛に溢れた人が多い印象があります。しかし、教養の間違いからイエスを崇め、イエスに向って祈る日々を過してこられています。今、推し進められている大宗教革命よって、地上人生を送る間に時期を迎え、真の宗教であるスピリチュアリズムに改宗されることを心から願いました。イエスが自分の名の下に、摂理から外れてしまっている信者たちを一番に救いたいと切に願っておられる思いを実現するために、霊界からもたらされた真理をそのまま手渡し、純粋な道具に徹することを目指し努力してまいります。

 イエスの地上再臨と真のスピリチュアリズムについて学習しました。スピリチュアリズムにたずさわっていた霊からの通信によって、私自身のスピリチュアリストとしての実際の行為、生き方を振りかえることができました。真理を広めるだけでよしとするだけではなく実践していくこと、イエスの地上の道具となることができるよう正しく真理を学習しなければならないと改めて気持ちをふるい立たせることができました。真のスピリチュアリズムから外れて真の宗教はなく、間違った宗教により、死後の苦しみが待ちうけていることを改めて学習し、1人でも多くの人に真理を伝えていけるように、自分を向上させていきたいと思います。

 本日も学びを深める機会を頂き、ありがとうございました。3人のスピリチュアリストからのメッセージは身につまされます。前者2人は一生懸命にスピリチュアリズムと尽くしていたにもかかわらず、死後大きな後悔の中にある、片や最後のお一人は、コツコツとした信仰生活が、死後実りをもたらしました。私たちスピリチュアリストは知識を学び、たくわえ、伝えるだけでなく、心の内側から、それを自らのものとして、あるときは心の持ち様に、ある時は態度に、ある時は行動の指針にしていかなければ、前者2人の先輩スピリチュアリストと同様の後悔をすることになるのだと重く受けとめ、2人の告白を次のスピリチュアリスト世代への励ましと受け取りました。インフォーメーションNo.50では、地上の宗教、宗派について学ぶことができました。毎日テレビをつけると、ガザとイスラエルのニュースの悲惨な映像が映ります。世界で一番宗教的な地域であるはずの土地で、その所有や境介を巡り、長年の怨根も重なり、破壊の応酬に歯止めが効きません。こうした状況を見るにつけても、今までの宗教では、人を共助に導き、分かち合うことができないと、あきらめざるを得ません。もっと普遍的な価値観尺度が必要です。私たちには、それがスピリチュアリズムだと分かりますが、まだ多くの地球人にイエスの計画されているスピリチュアリズムは浸透していません。一人ひとりのスピリチュアリストが正しく学び、生活し、伝えられるようにしていく他ありません。地上人の働きはまるで草の根運動ですが、それこそが地上人の霊性向上になるのですから、また地上人が地上人のために働くことは当たり前のことであるし、自然なことですから、襟を正して頑張ろうと思えました。

 本日は、イエスのスピリチュアリズム普及に対する強い思い、地上の全ての宗教をなくして正しい霊界の宗教に変えていくという、思いが、ひしひしと伝わってきました。イエスとのつながりを深め、イエスの部下として働いていくためにも、3人の英国スピリチュアリストの証言を心にとめ、信仰実践にはげんでいきたいと思います。スピリチュアリズムに真っ先に出会ったものとして、あとから来る人の良き手本となるために、自覚を持って道具としての歩みを進め、力をつけていきたいと思いました。

 今日の学びで特に心に残ったこと、肝に命じなければと思ったことは、3人の英国スピリチュアリストからの通信です。私は、シルバーバーチの霊訓にたずさわってきた人々、そして霊媒のバーバネルは、もちろんのこと霊界では、歓喜に包まれでいるだろうと思いこんでいました。地上にシルバーバーチの霊訓をおろし、そして、世界中に広めたのですから、地上人生は大成功であったと思っていました。ところが、そうではなかったことを知り、驚愕いたしました。特にハンネン・スワッファーからの通信には、私も同様に思っていた部分があったからです。私も、真理普及がとにかく大切で、伝道に重きを置いていたからです。しかし、一番問われるのは自分自身が真理にそって信仰の歩みをしてきたかということだと分かり、私もこのままではいけないと思いました。信仰実践をやっていたつもりでしたが、どうしても、伝道に重点を置いてしまっていました。もっと霊主肉従や苦しみの甘受など、私が少し苦手とすることにも、これから、もっと本気で取り組んでいかなければと気持ちを強くしました。ありがとうございました。

 シルバーバーチの霊訓の時代から、先人たちが良かれと思って精一杯されたけれど、霊界へ行ってからの結果として現れ、私達に必死の思いで何が神の摂理にそって行動なのか教えて下さっています。また、再臨派のクリスチャンカすべてを捧げて霊的無知の教義の中でイエスを待ち続けているということを学びました。私達は地球の歴史がはじまって以来の、大宗教革命の時代にこの世に生まれ、神が認める唯一の宗教信仰を学び実践できるという恵まれた立場にいます。そのことを深く自覚し、これからの全人類の救いは、私達の実践に直結しているということを胸にきざみ、人類救済の道具となって働いていこうと思います

 3人の英国スピリチュアリストのメッセージを読んで衝撃を受けました、シルバーバーチの霊訓を世に出したハンネンスワッハー氏にしても、英国においては今や霊訓の存続すら危ぶまれる状況にあるということに対して、大変後悔しておられます。A.W・オースチンは霊界へ行ってみて、真に救われるのはシルバーバーチの教えを忠実に実践することであることを知って愕然としたと告白しています、霊的成長を歩むためのガイドブックを用意できなかったことをとても残念に思っています。そんな中でバーン・ムーア氏がキリスト教からスピリチュアリズムへと改宗できたことを喜んでいるのが、とても印象的でした。様々な宗教を遍歴してきた私自身、身にしみてスピリチュアリズムとの出合いに感謝あるのみです。しかし、他人ごとではなくスピリチュアリズムは正しく学んで正しく実践あるのみ、真骨頂は日々の生活の中で実践することにつきると思いました。一日の始めに毎日霊訓を読むこと、夜には自分の一日をふり返って誤りを正していくこと、毎日を真剣に生きなければ霊的成長はあり得ないと思いました。イエスの地上再臨について空前絶後のできごとであり、未だ戦争がたえることがない地球人の、希望であり光であると思います。「何よりあなた方自身が摂理にそって生まれ変わらなければならない」というイエスからのメッセージを肝に命じたいと思いました。